俳優の中川大輔が４日、都内で行われた主演舞台「きたやじ オン・ザ・ロード～いざ、出立！！篇～」（３月１～１６日、東京・日本青年館ホール）の取材会に共演の牧島輝と出席した。
「弥次さん」「喜多さん」でおなじみの「東海道中膝栗毛」をベースとし、昭和の世話もの（義理・人情・恋愛話）作品をオマージュした新作書き下ろし。演出は木下ウォーリー氏が務める。
主演の喜多八役の中川は、疾走感溢（あふ）れるエンターテインメント作品であることから「１公演フルマラソンくらいのカロリーを使いそう。元気になって帰ってもらえるような作品にできたら」と気合十分。バディ役の弥次郎兵衛を演じる牧島は「いっぱい走って汗かいて頑張ります」と力を込めた。
さらに、本作について牧島は「いろんな世代の方にみてほしい」とアピール。中川は「演劇を普段見ない人に見てほしい。お祭りのように騒ぎながらパワフルに演じているので、ふたりを見て、もうちょっと気楽に生きてみてもいいんじゃないかと思ってもらえたら」と呼びかけた。
東京公演後は３月２１日～２３日に大阪・ＳｋｙシアターＭＢＳで上演される。