広島の黒原拓未投手が4日、今キャンプ2度目のブルペン投球で45球を投じた。前日3日は「下半身の張り」で別メニュー調整だった。「最初は様子を見ながらでしたけど、問題なかった。状態が良かったので、最後はしっかり力を入れて投げて、それでも大丈夫だったので良かった」と、大事には至らなかったようだ。
この日は当初からブルペン入りする予定だったという。「昨日一日、練習を外してもらって問題なかった。ひとまずは順調に進んでいるかなと思います」。順調なら、第1クール最終日の6日にはシート打撃に登板する。
昨季は主にリリーフで53試合に登板し、3年目に飛躍を遂げた21年ドラ1左腕。今季は勝利の方程式の一角として期待される。「今はみんなと競争する期間。負けないように、遅れを取らないようにアピールしていきたい。実戦練習も多くなってくる。しっかり高めあって、もっとレベルアップできるように、いいキャンプにしたい」と、意気込んだ。