広島の田村俊介外野手が４日、左手痛で２日連続の別メニュー調整となった。３日のシートノックの際の走塁で痛めた。その後にフリー打撃も行っていたが、腫れで指が曲がりにくい状態だという。
６日間の第１クール４日目のこの日、チームの練習は午前中だけ。左手中指、薬指にサポーターを巻いた状態でウェートトレーニングなどを行った。５日も別メニューの予定。「まだ指次第なので分からないですけど、早めに戻りたい」と、まずは治療を最優先させる。
昨年は３月に強化試合で侍ジャパン初選出されながら、シーズンは３７試合で打率１割９分８厘と期待に応えられなかった。４年目の今季は勝負の年。新井監督は「ちょっと腫れが残っているということ。（明日？）トレーナーの報告を聞くと、別（メニュー）になるんじゃないかな。ただ、そんなに休んでもいられないと思いますよ？ 他に若い選手がいっぱい（練習を）やっているわけだから」と、期待が大きいからこその厳しい言葉。激しい若ゴイの競争の中で痛恨の離脱となった。