巨人は4日、宮崎キャンプ第1クール最終日を迎えた。
阿部監督は「ケガ人が一人も出てないのが一番の収穫」と第1クール全体を総括。その上で6日からの第2クールに向けて若手選手にさらなる高い意識を求めた。
「選手にもう一度クール明けには言うんだけど、もう少しだけでいいので、個の時間というのを作って。孤独になる時間っていうのかな。自分なりに動くということをテーマにやってほしいなと思います」とコメントした。
「なんかこう、群れになって動いてもしょうがないからね。例えば3人一緒にマウンド上がるのかとか、3人一緒に打席入るのかっていう話だし。プロなんだからもうちょい個人という中で孤独の時間をつくんなきゃいけないかなというのは感じたことなんで。次のクールのテーマにしようかなと思う。自分で動いてほしい。人が動くから一緒に行こうとかじゃなくて。そういう時間にしてほしいなと。練習する中で、周りに人はいるんだけど、孤独になってやってほしいっていうね。孤独と戦ってほしいな」。全体で動く時は動くが、その中でより自主性を出して動き、個別メニューも含めて貪欲に野球に取り組んで欲しいと話した。