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【阪神】5年目捕手が藤川球児監督から「盛り上げる声より、プレーの声を出した方がいい」と言われ猛省

スポーツ報知 2025年2月5日 5時0分

 阪神・藤川球児監督(44)が4日、沖縄・宜野座キャンプ第1クールの総括会見で、自らを責めた。若虎の一つのプレーに対する意識の足りなさに、首脳陣の責任を痛感。「私自身、(テーマの)凡事徹底に関して、チームをつくり上げていく中で、非常に反省点がある。初心者マークがついたような選手もいますから」と受け止めた。

 浮き彫りになったのは投内連係やシートノックでの若手捕手の声の出し方だった。坂本、梅野の主力組に「どういう風に連係をつないで、どうしたいかというのがある」と信頼を深めた一方で、5年目の栄枝には「頭脳の部分」と厳しく指摘。「何を求めて、プレーが行われているかが分からないんだろうな。動きで見えてしまう」と断じた。栄枝は「『盛り上げる声より、プレーの声を出した方がいい』と言われました。考えてやらないと」と猛省した。

 すべてはコーチ、選手一人一人が主体性を持ったチームを築くため。「僕はチームプレーに対しては非常に厳しくいく。それが僕の仕事。全てが自分の責任ですから、これからまた積み上げていくぞという気持ちですね」。言葉の端々に自戒の念を込めた。(小松 真也)

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