将棋の藤井聡太王将=竜王、名人、王位、王座、棋王、棋聖=に永瀬拓矢九段が挑戦する第74期王将戦七番勝負第3局が5日午前9時に東京・立川市の「オーベルジュときと」で始まり、同10時30分に午前のおやつが配膳された。
藤井は「どら焼き 珈琲(コーヒー)小豆餡(あん)」、金箔(きんぱく)入りの「金の抹茶アイスラテ」を注文した。一方、前日会見で「タイトル戦で体重が減るという方が多いと聞きますが、かなり増えてしまいました」と明かしていた永瀬は、旬のイチゴを使った洋菓子「四つ星苺(イチゴ)のシャルロット 練乳エスプレッソとトンカ豆ソース」を注文。飲み物は「金の抹茶」「ジャスミンコンブチャ」「無農薬国産ベルガモットオレンジソーダ」と3種類だった。
これまでの2局はいずれも王将戦4連覇を目指す藤井が勝利。第3局は藤井が後手で、戦型は角換わり。55手目まで進み、形勢も残り時間もほぼ互角となっている。
持ち時間は各8時間。午後0時30分からの昼食休憩を挟み、午後6時を過ぎると手番が次の一手を封じ、翌日に指し継がれる。