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「吉本営業トップ」のジョイマン・高木が「永遠の0」事件を語る「『無理無理無理』って感じで…」

スポーツ報知 2025年2月5日 12時58分

 ジョイマンの高木晋哉が4日深夜に放送された、テレビ朝日系「耳の穴かっぽじって聞け!」に出演。つらかったという現場を明かした。

 吉本内で営業ナンバーワンの地位を得ているジョイマンだが、苦しい時代は月に3、4万円しか収入がない時代も。「一番しんどかった仕事は?」と聞かれると「サイン会0人事件じゃないですかね」と即答。2014年に起こった、サイン会でお客さんが誰も来なかった件だと明かした。スタッフからは「整理券50枚売れてるので大丈夫ですよ」と言われるも1時間経っても誰もこない現場に「やっぱりあの時はつらかったというか、ぼう然としちゃったというか。その時は本当にパニックで、自分の中では抱えきれない『無理無理無理』って感じで。誰かに見てもらわないと収拾がつかない、今日眠れないと思ってX(旧ツイッター)に上げたんですけど」とジョイマンの2人が誰もいないショッピングモールのフロアに並んで座っている当時の写真が映し出された。

 さらに悲惨な状況は続いたようで「その年に、サイン会ゼロからゼロが続くようになって」と回想。花火大会の前座を任された際にスタッフから「5時間前にやります」と言われたというが「ステージの目の前が有料席みたいになってて、ブルーシートが50メートル四方で敷いてあるんですよ。そこには有料席だからもちろん直前に来るじゃないですか。誰もいないんですよ本当に」とまたも観客いない状態でステージに立ったと振り返った。

 再び、観客ゼロの状態でコントを披露する当時の写真が公開され「僕が誰もいない客席に向かってコール&レスポンスしてるみたいな。『永遠の0』って呼んでますけど」と苦しかった時代を告白した。

 しかし「お客さん0のステージを見てみたい」と逆に人気が再熱。現在は営業という活路を見いだしたようで、ブレイク当時の2008年の最高月収180万円を超える月が昨年あったという。「(新幹線は)グリーン車にもなりましたし、営業だけで。結構、夢あるな営業もという風に思っています」と前向きに語った。

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