メキシコで開催されているカリブ海諸国で争う第67回カリビアンシリーズに、特別ゲストとして日本から初参加したジャパンブリーズは4日(日本時間5日)、ベネズエラに8回コールドの0―10、相手先発J・バルガス投手にノーヒッターを喫し4戦全敗で準決勝進出はならなかった。同シリーズは中南米4つの国と地域のウインターリーグ優勝チームが集結、毎年メジャーリーグがオフのこの時期に開催されている。
ジャパンブリーズは元DeNAのアレックス・ラミレス監督が率い、主に独立リーグの選手で編成されているなか、マリナーズやブルージェイズでプレーした川崎宗則内野手も参加。また、投手コーチには元メジャーリーガーの高橋尚成、藪恵壹の両氏が加わっていた。
日本チームは1日のドミニカ共和国に1―12で大敗。2日にはプエルトリコに2―3で惜敗し、3日メキシコにも2―7で敗れており、5チーム中最下位の0勝4敗で敗退となった。
首位は地元メキシコが4勝0敗。残り3チームが2勝2敗で並んでいるが、得失点差で2位ベネズエラ、3位ドミニカ共和国、4位プエルトリコの順。5日(同6日)に行われる準決勝はメキシコ対プエルトリコ、ベネズエラ対ドミニカ共和国の組み合わせで、7日(同8日)の決勝進出を目指して激突する。