J1の神戸は5日、神戸市内の和田神社で必勝祈願を行った。今季から主将に就任するDF山川哲史は「チームとしては国内3冠、ACL優勝を目標にしている。そこを祈願して、身が引き締まる思い」と表情に力を込めた。
今季はスーパー杯(広島戦・国立)に始まり、そこから3週間あまりで最大8試合を行う超過密日程でのスタートとなる。山川新主将は「(スーパー杯は)2025年初の公式戦なのでみんな気合が入っていると思う。そこからACLもリーグ戦も重なっていくので全員で戦いたい」と一枚岩で立ち向かっていくと話した。
昨季は副将を務めた山川。「(主将に指名され)最初に言われた時は多少の不安はあった。今は全くなく、強い自覚を持って戦っていきたい」と意気込みを話す。吉田孝行監督も「昨年から主将候補で、その中で副将をやってもらって。今季に関しては完全に任せるというところで指名した。しっかりサポートしてくれるメンバーもたくさんいますし、あまり重荷にならずにいつも通りプレーしてくれたら」と自然体でのキャプテンシー発揮を期待した。
また、この日加入が発表されたDF松田陸に対して指揮官は「経験もあるし、その経験を存分に生かしてもらえればと思う」と言及した。