俳優の有澤樟太郎が５日、東京・日比谷のシアタークリエで行われたミュージカル「ヒーロー」（６日～３月２日）の取材会に、ヒロインを務める山下リオ、青山なぎさとともに出席した。
同作は、過去にトラウマを持ちながらアメコミ漫画家を目指す主人公の“ヒーロー”が、周囲の人々との別れや交流を通して奇跡に気づいていくストーリー。アメリカ発ミュージカルの日本初演になる。
主人公を演じる有澤は「ヒーローというとすごい強い主人公だと思われるかもしれないんですが、決してそういう役ではない。自分もこういう（いろいろなものを）背負う役をやってみたかった」と話し「前に進みたくても進めない人が前向きになる作品。頑張って皆さんに届けたい」と意気込んだ。
また、現在ＹｏｕＴｕｂｅで公開されている同作のＰＶ「Ｔｈａｔ’ｓ Ｍｙ Ｋｒｙｐｔｏｎｉｔｅ」にちなみ、弱点を問われると、有澤は「影響されやすいところ。弱点でもあり、いいところでもあるんですけど。うまくいかないなと思うとズドーンと落ち込むし、逆に楽しい時は明るくなって分かりやすい。もうそろそろ３０歳にもなるので、いい大人になりたい」と語った。
青山は「寒さに弱いところ。冬の稽古ということもあって、誰よりも暖かい格好をしつつ、さらに、カイロをいろんなところに貼っているぐらい寒さに弱いです」と明かした。
山下は「ミュージカルですかね」と答え、有澤も思わず「え！？」と驚いた。山下は「自分にとってミュージカルはいつも挑戦。お仕事の中で一番弱点なんですが…でも大丈夫！毎回克服してますから！」と明るく話した。