中日のドラフト1位・金丸夢斗投手=関大=が5日、沖縄・読谷で行われている春季キャンプで2度目のブルペンに入った。
2日の初ブルペンでは、捕手を立たせて投げたが、この日は捕手が片膝をついた状態で40球を投じた。「投げた感じは6割、7割くらいで、感覚は結構いい。これから少しずつ強度を上げていければいいかなと思う。キャンプ中にはしっかりキャッチーを座らせて投げられれば」と、順調な様子を示した。
昨秋のドラフト会議で4球団競合の末に入団した左腕は、同春に発症した腰痛の影響で、新人合同自主トレは一部別メニュー調整となり、今キャンプも2軍スタート。この日で第1クールを終え、落合英二2軍監督は「直すところがない。ボール、ボールで崩れるピッチャーじゃないなという印象で、打たれることはあっても自滅することはないという感覚で見ている」と称賛し、「本当に順調に、明日の反動とか見ながら、何も問題なければ次のステップにいけると思います」と話した。