東京Vが開幕・清水戦(16日・国立)でJ史上2度目の2年連続「国立5万人開幕」を迎える可能性が高まった。
既にチケットの発券数は5万枚に迫っており、国立で開幕戦を行った昨年の横浜M戦(1●2)で記録した5万3026人を上回る可能性もあるという。
国立で開幕戦を戦い、5万人超を記録したのは、Jリーグの開幕戦だった93年5月15日のV川崎―横浜M戦(5万9626人)、94年サントリーシリーズのV川崎―平塚戦(5万843人)の2度のみで、今回5万人を上回れば、黄金時代に匹敵することになる。
J1に復帰した清水との「オリジナル10」同士の戦いに向けて、背番号10のFW木村勇大は「すごく特別な意味を持った試合になると思う。去年よりもヴェルディのサポーターになった人は増えていると思うので、その人たちのためにも、新しく開幕だからという理由で見に来てくれた人たちのためにも、しっかりいい試合をして、今年は勝って終わることができたらいいスタートが切れると思うので、しっかり勝ちにこだわっていいサッカーをしたい」と必勝を期す。
昨季6位からのさらなる飛躍へ、大観衆の後押しを受けて、今年は白星発進を決める。