巨人の佐々木俊輔外野手(25)がプロセス重視で、2年連続開幕スタメンからのレギュラー定着を狙う。5日は休養日で6日からは実戦形式の練習が増える第2クールに突入。「結果を出さないといけない」とした上で、「結果だけを求めるとおかしくなる。それ以上に内容や自分の感覚にこだわりたい」とより中身に重きを置く。
経験を生かす。「怖いもの知らずで流れに任せただけだった」。1年目は春先から猛アピールし、開幕戦に「1番・中堅」でデビューしたが、その後は昇降格を繰り返し、59試合で打率2割3分1厘、0本塁打、6打点。現在は結果に至るまでの過程にフォーカスし、春季キャンプでは全体練習後に亀井打撃コーチと練習。“亀井塾”では内側からバットを出すインサイドアウトの軌道を意識しながら、正面ティーなどでバットを振り込む。勝負の2年目に挑む男が争いを勝ち抜く。(宮内 孝太)