巨人のドラフト4位・石田充冴投手(18)=北星学園大付=が5日、4月末の実戦デビューを目指すことを誓った。宮崎・都城での3軍春季キャンプ第1クールを終え、「4月末の試合に合わせ、そこでいいアピールをしていけるように段階を踏んでいきたい」と意気込んだ。
キャンプでは1年間戦い抜く力強い体をつくり上げる。「めっちゃご飯がおいしい」と、宿舎ではどんぶりいっぱいのご飯とおかずを食べまくっている。入寮時85キロだった体重は、ハードな練習を消化しながら88キロまで増えた。「ご飯をいっぱい食べて、トレーニングをしてまずは体を大きくするのが一番」と着々とビルドアップしている。
「とにかく(首脳陣らに)『焦らずにけがをするな』と言われている。焦らずやっていこうと思います」。チームの日本人右投手で最長身となる192センチの肉体を鍛え上げ、初登板の日へ向かう。(水上 智恵)