J3アスルクラロ沼津は5日、三島市の三嶋大社で必勝祈願を行った。式典の前に中山雅史監督(57)とMF菅井拓也(33)が、今季の目標を絵馬に書いて奉納。「怪我なく全員で闘い抜く!」と記した指揮官は「勝ちを目指していく」と、チーム一丸でファイトすることを強調した。
オフに複数の主力選手が移籍。一方で10人が加入し、現在は新しいチームを構築中だ。「全員で」という言葉に、監督の意気込みが表れている。「不撓不屈」と書いた菅井は「強い意志を持って、どんなことがあっても立ち向かっていく」と気を引き締めた。
必勝祈願では選手とスタッフ約50人が両手を合わせた。本殿前で集合写真を撮影する際には、集まった多くのサポーターもカメラを構えた。声援も力にして、一丸で勝利に向かっていく。
(里見 祐司)