テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は6日、中国が今、旧正月を祝う春節の大型連休中で国内外で過去最多となる「のべ90億人」が移動することを伝えた。
番組では、中国人の一番人気の旅行先が日本であると紹介。その中で来日した中国人も多く利用する関西国際空港の検疫の検査を取材した。
その中で「動植物検疫所」で中国・上海から来た夫婦が荷物の中から持ち込みが禁止されている「肉まん」「鶏肉」「豚肉」など重さ12キロ分と大量の肉類を没収された模様を伝えた。夫は「こんなことになるならここに来て正月を過ごすことはなかった。意味がないよ」とぼやいていた。
コメンテーターを務める元テレビ朝日社員の玉川徹氏は「肉は、口蹄疫とか家畜の伝染病が日本の中に入ったら大打撃を受けますから大事な仕事なんです」と解説し「一方、中国も日本からの米の輸出をカツオブシムシっていうのが付いていたんじゃないかって言って、入れてないんで、どの国もやっていることなんです」と指摘していた。