メキシコで開催されているカリブ海諸国で争う第67回カリビアンシリーズの準決勝が5日(日本時間6日)行われ、第1試合はドミニカ共和国がベネズエラに延長11回、5―4で振り切って7日(同8日)に行われる決勝戦進出を決めた。同シリーズはカリブ海の4つの国と地域のウインターリーグ優勝チームに、今回は特別ゲストとして初の日本から参戦したジャパンブリーズ(4戦全敗)の5チームが出場した。
メジャー通算703本塁打のアルバート・プホルス監督率いるドミニカ共和国は8回に2失点し同点。延長10回はともに1点ずつをあげて迎えた11回。タイブレイクの無死二塁から元ヤンキースで昨年、韓国の起亜で26本塁打を放ったソクラテス・ブリトーがこの日4安打目となる左翼への二塁打で勝ち越し。その裏の無死二、三塁のピンチを6番手で元ヤンキースのジミー・コルデロ投手が抑えて逃げ切った。
決勝戦は、第2試合のメキシコとプエルトリコの勝者と戦う。