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ロコ・ソラーレが2次リーグ白星発進 延長戦の末、チーム御代田を7―6で撃破…カーリング日本選手権

スポーツ報知 2025年2月6日 12時59分

◇カーリング日本選手権 第5日(6日、神奈川・横浜BUNTAI)

 女子の2次リーグ(L)が始まり、五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレは延長戦の末7―6でチーム御代田に勝利し、2次リーグを白星発進した。

 第1エンド(E)で2点を奪い流れをつかむと第2、3Eでも不利な先行で1点ずつをスチールして、リードを広げてそのまま押し切るかと思われたが、後半に入るとミスが目立ち第6Eで3点を奪われるなどして第10Eでついに同点に。大接戦だったが、延長戦では底力を発揮し、プレッシャーをかけると相手スキップのラスト1投がミスとなり、相手が負けを認めるコンシードを宣言し、勝利した。

 リードの吉田夕梨花は「序盤いい形で入って自分たちの心地いいような感じでカーリングができていたんですが、6Eで情報がつながらなかったりして同じようなミスを繰り返しまって、後半のアイスチェンジのところでも読み切れなかったのが試合の点数に響いているのかなと思っている。このタイミングでエキストラ(延長戦)までできたのは違うアイスだったし、自分たちにとってはいいエキストラだったかな。エキストラのアイスを体感できたのはプラスでしかない」と前向き。

 今大会が開幕した2日には、夫の新浜立也(高崎健康福祉大職)が、スピードスケートのW杯男子500メートルでそれまで今季6戦全勝だったジョーダン・ストルツ(米国)を破り勝利した。吉田夕は「ちょうど試合が始まる時に夫のW杯の優勝を聞いて、レースも見たんですが、本当に刺激をもらっていますし、『彼に勝つのは無理』と言っていたのを、しっかりと勝って、パフォーマンスとして頑張れよ、と言われているようだったので、私も続きたいと思います」と夫の活躍を何よりのモチベーションにしていた。。

 チームは午後にここまで1次リーグから負けなしの5連勝中のフォルティウス戦に臨む。吉田夕は「相手がどうこうではなく、今出たミスを次の試合で1本でも少なくできればいいカーリングできたと胸を張れるので、まずは反省を生かしながら頭をクリアして挑みたい」と気持ちを新たにしていた。

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