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六島ジム3選手が会見 日本ミドル級王者の国本陸は京原和輝との再戦「圧倒して勝ちたい」豪州合宿も予定 

スポーツ報知 2025年2月6日 14時34分

 4月13日に行われる「You will be the Champion 22」(大阪・住吉区民センター)と、4月26日の「IBFインターナショナルスーパーフライ級王座決定戦10R」(韓国・ソウル)の会見が6日、大阪市内の六島ボクシングジムで行われた。

 WBO世界ミドル級15位、WBC世界同級28位でWBOアジアパシフィック、日本ミドル級王者の国本陸=六島=は日本同級1位の京原和輝=博多協栄=との一戦に臨む。両者は2021年12月にも対戦しており、その時は国本が判定勝ち。枝川孝会長が「3年計画で世界タイトルに挑戦していく」と期待する逸材は「警戒はするが負ける相手ではないと思っている。圧倒して勝ちたい」と再戦を見据えた。

 13日からはオーストラリアに3週間スパーリング合宿を予定。元々は「トゥエルブ(数字の12)が分からないくらいだった」という国本の英語力は、「日常会話で使える英語を習っています」と3カ月もの期間、週に1度英会話教室に通い上達。心身ともに異国の地で鍛錬を積む。

 スーパーバンタム級8回戦に出場する山崎海斗=六島=は、元WBC王者のシーサケット・ソー・ルビンサイ=タイ=と拳を交える。24年10月に行われたWBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級王座決定戦で村田昴=帝拳=との全勝対決に敗戦。再起をかける一戦に不足はない。「中途半端な相手とはやりたくないと思っていたので、モチベーションの上がるマッチメイクをしてくださって感謝がある。必ずKOで勝って復活したい」と元世界王者に圧勝し、華々しく再スタートを切る。

 4月26日にソウルでIBFインターナショナルスーパーフライ級王座決定戦に臨む韓亮昊=六島=はラミル・ロダ=フィリピン=と対戦。自身初のタイトル戦に臨むサウスポーは「しっかりベルトをとって、世界ランキングに入る。そこから日本ランカーや東洋ランカー、アジアランカーと対戦して国内のベルトを取っていけるように」と気負うことなく先を見据えた。練習では毎日、同僚の現IBF世界バンタム級王者の西田凌佑=六島=と行っていると言い、「左の感覚がすごくいい状態。左で倒せると思っている」ときっぱり宣言した。

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