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川崎MF脇坂泰斗主将、今季公式戦初戦・11日のACL浦項戦へ「まずアウェーで勝ち点を持って帰る」

スポーツ報知 2025年2月6日 15時15分

 川崎は6日、麻生グラウンドで調整した。1日に主将続投が発表されたMF脇坂泰斗(29)が取材対応し「シーズンが終わった時に、昨年一つも取れなかったタイトルを取るというところが、チームとしても必要になってくる。そのために自分が持っているものをピッチ内外で出せるように。先頭に立っていかないといけない」と言葉に力を込めた。

 伝統の背番号14を背負い、2季連続の主将に指名された男はチームの仕上がり具合について「ボールを奪う回数が増えた分、攻撃の時間が長くなっている。良い方向に進んでいる」と語った。11日には今季公式戦初戦となるACLの敵地・浦項戦が控えており「今季最初のゲームでもあり、昨年から続いている大会でもある。まずアウェーで勝ち点を持って帰るというところを目指してやっていきたい」と意気込んだ。

 今季から就任した長谷部茂利監督(53)からは「若手、ベテランを両方引っ張っていってほしい」と言われたという。「泰斗のプレーを崩さないで、出してもらうことがチームのためだと言ってもらった。でもノーミスでやってくれ、と。プレッシャー掛けられて、どっちなんだろうと思いながら(笑)」と指揮官とのやり取りを明かした。

 チームは昨年喫したリーグ戦での年間57失点から20点減を目指す。「ここを改善したら20点減る、というのを(監督から)自分たちに提示してもらっている。分かりやすく提示してくれるというのがありがたい。後ろの選手はより思っているのでは」とキャプテンは説明した。川崎の売りでもある攻撃面に関しては「クロスで点を取れれば、相手に怖がられ、より武器になる」と質の向上を目指していると語った。2季連続のリーグ8位からの巻き返しへ、まずはACLから好スタートを切る。

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