メキシコで開催されているカリブ海諸国で争う第67回カリビアンシリーズの準決勝が5日(日本時間6日)行われ、第1試合はドミニカ共和国がベネズエラを5―4で振り切り、第2試合は地元メキシコが3―1でプエルトリコに快勝、ともに7日(同8日)の決勝に駒を進めた。
メジャー通算703本塁打のアルバート・プホルス監督率いるドミニカ共和国は延長11回に元ヤンキースで昨年、韓国の起亜で26本塁打を放ったソクラテス・ブリトーがこの日4安打目となる左翼へ決勝二塁打を放った。
一方、総当たり戦で4戦全勝だったメキシコは、初回に挙げた3点を先発のデービッド・レイエスが6回まで無失点に抑えるなど、プエルトリコを1失点に封じて快勝した。
メキシコが勝てば2016年以来10度目、ドミニカが勝てば2年ぶり23回目の覇権となる。
同シリーズはカリブ海の4つの国と地域のウインターリーグ優勝チームに、今回は特別ゲストとして初の日本から参戦したジャパンブリーズ(4戦全敗)の5チームが出場していた。