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柔道・パリ五輪銀の村尾三四郎「どれだけ対応できるか確認」 新ルール適用後自身初のGSバクー大会へ抱負

スポーツ報知 2025年2月6日 17時15分

 昨夏のパリ五輪柔道男子90キロ級銀メダルの村尾三四郎(JESグループ)が6日、アゼルバイジャンで14日から16日に開催されるグランドスラム(GS)バクー大会への出発を控え、オンラインで取材に応じた。昨年12月のGS東京大会に出場し、優勝を果たしている村尾は「体重も、自分の柔道の調子も順調に仕上がってきてるかなというような状態です」と好調をアピールした。

 国際柔道連盟(IJF)は昨年12月に、2028年ロサンゼルス五輪に向け、17年から廃止されていた「有効」が復活となるなどの新ルールを発表。寝技による5秒間の抑え込みでも「有効」となった。また、立ち姿勢で相手の袖口に指を入れて組み手を取ることや、帯から下をつかむ行為が脚の付け根のラインまでならば認められるなど、罰則が一部緩和された。今月の1、2日に開催されたGSパリ大会が初適用だった。

 村尾にとっては新ルールとなってから初の公式戦出場となる。「2025年の初の試合でもありますし、新ルールが適用される1発目の試合なので、そこで自分がどれだけ対応できるかという確認と、(6月の)世界選手権につながる試合にしたいなと思っています」と抱負を語った。

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