◇カーリング日本選手権 第5日(6日、神奈川・横浜BUNTAI)
来年のミラノ・コルティナ五輪代表選考に関わる大会で、男子2次リーグ(L)が始まり、1次LをD組3位で通過した長野県CAが、C組1位のTM軽井沢を9―4で破った。
第1エンド(E)で相手に2点を取られたが、第2、第3Eで1点ずつを挙げて食らいつく。1点ビハインドの第5Eは、4点と取るビッグエンドとなって逆転した。その後も18年平昌五輪代表メンバーの両角友佑がスキップを務めるTM軽井沢の追い上げを許さず、勝ちきった。長野県CAのスキップ速水港(はやみず・みなと)は「ここまで大差になるとは思っていなかったけど、競って、耐えていればいつかチャンスが来るかなと思っていたので、そのチャンスが早めに来たのかな。今日は耐えきったな、疲れ切ったなと思います」と充実の表情を浮かべた。
横浜開催の日本選手権。サード清水芳郎は「どこにも出かけていないですね。会場とホテルの往復で、その途中でチェーン店で食べるぐらい」と試合に集中するが、チームスタッフが横浜の雰囲気を少しでも感じるべく、会場近隣の横浜中華街に「肉まん」を買いに行ってくれた。チーム5人で頬張り、清水は「みんなで食べておいしかった」とエネルギーをチャージ。7日はロコ・ソラーレとの対戦。番狂わせを起こす。