ヤクルトの浦添キャンプ第2クールが6日、終了し高津臣吾監督が総括した。
―第2クールを終えて。
「天気だったり、ちょっと気温だったりね、ちょっと寒かったりもしたので心配したりしたんですけど、まあ何とか予定通り順調にメニューを消化することができたので良かったのかなと思いますけど」
―チームの雰囲気は。
「雰囲気ですか? 雰囲気はそんな変わらず、けが人も出てなく、みんな元気に頑張っていますけど」
―選手の調整具合について。
「けが人が出ていないというのは非常にいいことで、みんな予定通り、予定以上に投げたり、打ったり、練習量をこなせているのかなという感じはしますけどね」
―投手の投げている量、取り組みに関してアドバイスしていることは。
「特別はしてないですけど、ある程度の球数を決めて、投げたい人もいるでしょうし、自分の調整方法もあるでしょうし、ある程度のところは決めていますけど、その他のところは任せています。やっぱり最初入ってきたときはね、意気込み等もあったでしょうし、非常にいい球を投げていたんですけど、2回目、3回目と投げてくると、少し疲労もあるのか、みんな全体的にスピードも落ち気味というか、それはしようがないことだと思うんですけど、これだけたくさん投げて、しっかり練習して、多少落ちるのはいいことなのかなと思いますし」
―投手陣の中で状態がいいと感じる投手は。
「スピードはやっぱり一番、星があるかなと思いましたね。あれが制球よく、コンスタントに確率よく投げられたらなと思って見ていますけど。非常に力、スピード、非常に印象に残ったピッチングでしたね」
―第3クールのテーマ。
「テーマ。全体的にはやはり順調にスケジュールをこなしてほしいなと。天気もそうですし、この体調もそうですし、順調に進んでほしいなというのが一番ですね。あとはもう実戦がどんどん入ってくるので、バッターはピッチャーの球を、ピッチャーはバッターに対して投球をというところを、感覚をつかんでくれたらそれでいいかなと思いますけど」
―けが人がゼロだったことは大きな収穫では。
「いやいや、これは安心できないね。あの東京ヤクルトスワローズの場合は。どのチームもそうだろうけど、そんなこと気にして動けないからね。一生懸命やってけがすることはあるけど、未然に防げるところはしっかり予防して、というところはトレーナーさんと話してやっているつもりですけどね。このまま進んでほしいなと思いますけど」