男子プロゴルフツアーの新規大会「前沢杯」(4月14~27日)の開催記者発表会が6日、会場の千葉・睦沢町のMZ・GCで行われ、同大会を企画した実業家・前沢友作氏が開催の概要や意図を語った。
ゴルフ歴約20年でベストスコア69の腕前を持つ前沢氏。開催に尽力した米男子ツアーの「ZOZOチャンピオンシップ」は昨年で6年契約が満了となった中、「新しいゴルフ業界への貢献をしたい」と国内男子ツアーを初めて開催することになった。
22年から所有するプライベートコースで、国内ツアー初の2週間開催。約100人が出場する4日間の本戦前に、プロアマ戦を最長10日間行う。その参加権は1組(最大3人)100万円、参加者は同組でプレーするプロをオークション入札で指名できる異例の形式。「新しい風を吹き入れて盛り上げていきたい」と意気込みを語った。
異例の試みはまだある。同大会はラウンドガールがプロアマ・本戦ともに全組に帯同。レースや格闘技のようにスコアボードを持ちながら大会を盛り上げる。レーシングチーム「MAEZAWA RACING」を所有し、最近は自ら車に乗ってレースに出場している前沢氏が、レースクイーンとして活躍する女性に打診して実現した。
前沢氏は「レースクイーンの皆さんがサーキットで活躍してる姿をよく見ていた。彼女たちにはファンがたくさんいて、その人たちにもゴルフを見てほしい。ゴルフ場にラウンドガールの皆さんが集まって、華やかにお手伝いしていただいたら、もっと盛り上がるんじゃないかとお声掛けした」と経緯を説明。「スコアボードを持っていただき、しっかりゴルフのことを理解いただいた上で、一緒になって盛り上げる一役を担っていただきたい。ご期待ください」と呼びかけた。