元ブラジル代表FWネイマールが5日、33歳の誕生日となる日にサンパウロ州選手権第7節のボタフォゴ戦の後半から移籍後初めて出場した。トップ下で頻繁にボールにからみ、再三、ドリブル突破を試み、左足と右足から1本ずつ惜しいシュートを放ったが、得点には至らなかった。前半、サントスは1―0でリードしたが後半に追いつかれ、1―1で引き分けた。
ネイマールは2004年、12歳でサントスのアカデミーに加入して2009年、17歳でプロデビュー。2013年7月、バルセロナへ移籍し、以後はパリSG、アルヒラル(サウジアラビア)に在籍。サントスでプレーするのは約12年半ぶりだった。試合後、ネイマールは「愛するチームでまたプレーできて、とても幸せ」、「まだ体調は100%ではないけれど、これから上げていくよ」と笑顔で汗をぬぐった。