◇カーリング日本選手権 第5日(6日、神奈川・横浜BUNTAI)
来年のミラノ・コルティナ五輪代表選考に関わる大会で、女子2次リーグ(L)が行われ、五輪2大会メダルのロコ・ソラーレが、今大会の1次Lから5連勝していたフォルティウスに7―6で劇的な逆転勝ちを収めた。ロコ・ソラーレ、フォルティウス、チーム御代田を12―3で下した北海道銀行の3チームは、成績で決勝トーナメント進出を決めた。
序盤はフォルティウスにリードされたが、ロコ・ソラーレは第7エンド(E)、第8Eで1点ずつを取り、徐々に迫った。4―6で向かえた第10E。最後はスキップ藤沢五月の繊細なショットで相手に重圧をかけて3点を取り、大逆転で勝利をつかんだ。
両者は2022年北京五輪代表決定戦でも顔を合わせ、お互いのプレースタイルを知り尽くしたライバル。当時はロコ・ソラーレが8―6で競り勝ち、代表権を手にしていた。