オリックスの宮崎キャンプA組(1軍)に、23年WBCオーストラリア代表のジャリド・デール内野手(24)=パドレス傘下=が6日、テスト生として合流した。二遊間が本職の右打者は、内野ノックで遊撃に入り、軽快な動きを披露。午後からは室内でマシン打撃を行い「いい一日となりました。みんなが全力でプレーしているところを尊敬する。そういう人たちとプレーできてうれしい」と充実の汗を拭った。
17年にソフトバンクのテストも受けたデールは「キャンプの期間はいる予定」と説明。「打撃はコンタクト力とパワー、守備ではいろんなところを守れる。契約となれば、シーズンを通していられる。それを願っている」と力を込めた。
福良GMは「速い真っすぐに振り負けない印象があり、守備では柔らかさがある。初日からいいものを見せてもらえた」と評価した。(南部 俊太)