オリックスの東晃平投手が6日、今キャンプ初のブルペン投球を行った。昨季8月に「鏡視下右肘肘頭骨棘(ちゅうとうこっきょく)切除術」を受け、B組(2軍)スタートとなった右腕は捕手を座らせ12球。「今日の段階では、めちゃくちゃ良かった。思ったところに投げられた」と好感触を示した。
支配下4年目となる今季は「今までは(投球時に)無理やり、上からたたこうとしていたけど、今年はなくそうかな」と、右肘への負担減が期待されるフォームに着手。その上で「ローテーションを一年間、守ること。あとは防御率を意識して、良くて1点台、悪くても2点台っていうのは目指したい」と目標を設定した。
ブルペンでは「10球ずつとか、15球ずつとか(球数を)増やしていきたい」と、今後の計画を明かした東。22年の1軍デビューから8連勝を飾った「負けない男」が、段階を踏んで先発ローテの座をつかみ取る。