米ロサンゼルス出身の6人組ロックバンド・マルーン5が6日、初の東京ドーム公演となる来日公演(8、9日の全3公演)を行った。
1月29日のフィリピン公演からスタートしたアジアツアーの一環。来日公演は2022年12月以来、2年2か月ぶりになる。
5万人が総立ちの中、ヒット曲「アニマルズ」で幕開け。1曲目を終え、ボーカルのアダム・レヴィーンが上着を脱ぐと、背中に漢字で「大谷翔平」とプリントされたドジャースの特製ユニホーム姿を披露。大歓声に包まれた。
全米ナンバーワンヒットに輝いた「ワン・モア・ナイト」、名曲「ディス・ラヴ」などヒット曲を連発。アダムは「日本に来て20年以上になるけど、いつも熱心な応援をありがとう。日本に来る度に、僕たちもどんどんビッグになれて、それは日本のファンの皆さんのおかげだ。本当にどうもありがとう」と感謝した。
アンコールでは、アダムのスクリーンデビュー作「はじまりのうた」(2014年)の主題歌で、ソロ曲「ロスト・スターズ」を歌唱。ヒット曲「シー・ウィル・ビー・ラヴド」、ウェディングソングとして人気の「シュガー」など、21曲をパワフルに歌い上げた。途中、新アルバムがリリースされることが伝えられると、ひときわ大きな歓声が上がった。