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品川ボーイズ、チーム存続の危機乗り越え 部員14人で「野球を楽しむ」…大田区長杯9日開幕

スポーツ報知 2025年2月8日 6時30分

 第55回春季全国大会(3月26~31日・大田スタジアムほか)の東京都東支部予選となる第20回大田区長杯が2月9日に開幕。2019年創部で「勝利と育成」の両立を目指す品川ボーイズが躍進を誓った。

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 チーム存続の危機を乗り越え品川が“復活”した。

 家庭の事情で部員がやめ、2023年12月には現2年生の5期生が平元主将1人に。それでも高橋誠代表(64)が「中学で野球をやめてほしくない。高校、大学を見据えた指導を心がけている」と語るチーム方針に賛同し、他リーグなどから7人が移籍加入。それから1年。14人が野球を楽しむ日常が戻った。

 「1人になってもやりきるつもりだったが、今は試合ができることがうれしい。チームを引っ張っていきたい」と平元は自覚十分。平元とともに投手陣をけん引する左腕の佐々木と4番で三塁手の井上は移籍組。「明るい雰囲気なので野球が楽しい」と口をそろえた。

 練習試合は全員出場、高校での活動に備え、複数ポジションに挑戦する。

 山辺恭裕監督(45)は「チーム力がアップしたので結果も求めたい」と指揮官。大田区長杯では「ベスト4を目指したい」と上位進出を誓った。

 【品川ボーイズ・部員】※は主将

 ▽2年生 ※平元琉斗、古屋大和、佐々木久斗、平野晄都、冨田淳志、永田慶見、望月海翔、井上颯

 ▽1年生 小澤勇人、市川結斗、佐藤稀一來、星尾勇翔、西村絆、宮内翔麻

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