ソフトバンク・柳田悠岐外野手と山川穂高内野手が7日、極寒のなかで特守を敢行した。気温10度を下回り、雨も降る中で約1時間半。内野でのノックを200本ずつ捕球に成功するまで続けた。宮崎キャンプは中旬まで調整を任されているS組の2人がハードな下半身強化。「雨、やばい」と叫ぶ悪条件で、コーチからは何度も「大丈夫? やめておく?」と確認されたが、その度に柳田が「やらせてくださ~い!」と声を張り上げた。
「僕はいつも500本やっています」と山川。この日は柳田も誘ったところ、チーム最年長の36歳も「アグー(山川)が『やりますか』と言うから『ほな、やろか』って」とグラブを手にした。終了後は白い息を吐きながら「楽しかったです。いつもやらない動きなので、いいですね」と若々しい笑顔を見せた。