日本高野連は7日、大阪市内で第107回全国高校野球選手権大会の第1回運営委員会を開き、3年ぶりに入場料金の改定を決めた。
中央指定席(一日券)は4800円で600円増、一、三塁指定席(同)は3900円で200円増、アルプス席(同)は2000円で600円増、外野指定席は1000円(同)で300円増となった。
子ども料金は外野指定席は200円で据え置き。一、三塁指定席は1000円で200円減となった。従来は4歳以上、小学生までだった対象を中学生にまで広げる。
朝、夕2部制の拡大に伴う稼働時間延長などによる経費増が見込まれるとともに、物価や人件費の高騰も考慮した。
2023年に外野指定席を値下げ、昨年の2部制導入で午前券、夕方券を新たに設定した。午前券または夕方券は中央指定席が2500円で500円増、一、三塁指定席は2000円で300円増、アルプス席は1000円で200円増となった。
◇入場料金の変更
▽中央指定席 4200円→4800円(一日券)、2000円→2500円(午前券または夕方券)
▽一、三塁指定席 3700円→3900円(一日券)、1700円→2000円(午前券または夕方券)
▽アルプス席 1400円→2000円、800円→1000円(午前券または夕方券)
▽外野指定席 700円→1000円
※子ども料金は一、三塁の午前券または夕方券は500円、外野指定席の午前券または夕方券は大人500円、子ども100円のまま。