★東京2R・3歳未勝利の馬トク激走馬=フラッシュタイム
デビューから芝で2戦を消化。いずれも2けた着順に終わったエイシンフラッシュ産駒だが、ダートに転向してからは3、5着と2戦続けて掲示板を確保し、初勝利への道が開けた。
スタートは速いタイプだが、ここ2戦はダートに入る前の芝部分ではスピード負け。特に前走は位置取りが悪くだっただけに、ダート発走になる今回の条件は合いそう。
今回の激走要因は「上位騎手騎乗」と「斤量補正で浮上」で、仕上指数も2位タイの高い数値。唯一連対経験のあるナインオブレターには2走前に先着しているように相手にも恵まれた。
★小倉8R・4歳上1勝クラスの馬トク激走馬=コスモフレディ
未勝利脱出までに約1年に渡って11戦も要したシニスターミニスター産駒だが、現級では3戦目の前走が0秒6差の4着。早くもクラス卒業のめどが立ちつつある。
前残りの展開だった前走は最内枠から馬群をさばくのに一苦労。最後の直線で大外に持ち出してからは3着馬と競りながら猛追してきたように、見せ場十分の内容だった。
激走馬にピックアップされた要因も「前走より枠順が好転」する11番枠。さらに「距離変化で好転」と出ている。鞍上の丸山元気騎手はバイタルジョッキーなら狙ってみる価値はある。
★京都12R・4歳上1勝クラスの馬トク激走馬=ゼンカイパイロ
昨年2月の遅いデビューだったが、6月に4戦目で未勝利をクリアしたパイロ産駒。しかも後続に8馬身差をつける圧勝劇で昇級初戦の前走でも1番人気に支持された。
その前走は7か月の長期休養明け。太め感なく仕上がった馬体重10キロ増でも、序盤から鞍上が押っ付け通しだったように、いかにも休み明けという行きっぷりで8着に敗れた。
今回の激走ポイントは「上位騎手騎乗」と「脚長で推進力ある」の2点だが、厩舎指数や仕上指数など軒並み高い数値を算出している1頭。叩き2走目でガラリ一変が期待できる。