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【DeNA】1軍キャンプ初参加の育成左腕が支配下登録へ猛アピール「自分ができることをしっかりやっていければ」

スポーツ報知 2025年2月7日 17時58分

 1軍キャンプ初参加となるDeNA2年目の育成左腕・庄司陽斗投手が7日、宜野湾キャンプでライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板。打者6人を封じて支配下登録へアピールした。

 目標とする今永(カブス)のような威力のある直球、チェンジアップで打者をほんろう。「全体的にストライクも入っていたし、真っ直ぐもよかった」と振り返った。宮城県出身で大学は青森大。「暖かいイメージがあったのですが」と初めて沖縄の地を踏んだが、キャンプインから続く寒波でこの時期としては寒い気温12度。球場横の海から6メートル以上の冷たい風が吹きつける悪条件での登板となったが「シーズン中もこういう天候はあると思うので、いろいろな場面を経験するのは大事なことだと思います」と寒さも意に介さず腕を振り続けた。

 1軍キャンプに参加する25投手中ただ1人の育成選手。三浦監督は「真っ直ぐがよかった。最初からどんどんアピールしていかないといけない立場だと理解してマウンドに上がったと思う」と評した。新人の昨季はファーム日本選手権で先発し6回無失点の好投。チームを初のファーム日本一に導いた。支配下登録、さらには先発ローテーション入りを視野に入れる。「まずは自分ができることをしっかりやっていけば、アピールすることは勝手についてくると思います」と、信念を貫いて3ケタの背番号を小さくするつもりだ。

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