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門脇誠「悪くない」新フォーム初安打で手応え 「どっちもどっち」従来フォームも使い分けて答え探す

スポーツ報知 2025年2月8日 5時20分

 巨人の中山礼都内野手(22)が7日、侍ジャパンの井端弘和監督(49)を驚かせるパンチ力を披露した。ライバルの門脇誠内野手(24)も新打法で安打を放ち、遊撃候補のアピール合戦となった。

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 バットを引き、コンパクトなスイングで仕留めた。門脇は第2打席、横川の外角高め139キロを中前へ運んだ。右手と左手を大きく離してバットを握る、バスターをアレンジした新フォームで初安打をマーク。第1打席は赤星の好捕で投ゴロとなったが、「悪くはないと思います」と、新打法を実践した2打席とも鋭い打球を放った。

 第3、4打席は両手をつけて握ったバットを頭の後ろで寝かせる従来のフォームで臨んだ。現状、両フォームの比較については「どっちもどっちかなと思います」と率直な実感を口にした。今後については「そのとき、そのときですね」と、打撃練習の感触などで使い分け、最適解を探る方針を示した。

 昨季は遊撃のレギュラーを明言されて迎えたが、阿部監督は「そこも競争になる」と今季は泉口、中山らと競わせる考えだ。シート打撃では2人のライバルも安打をマーク。門脇は「(争いは)意識していないです」と自らのやるべきことに専念し、不動の遊撃手をつかみ取る。

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