元宝塚歌劇星組トップスター・北翔海莉(ほくしょう・かいり)が7日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで行われた詩楽劇「めいぼくげんじ物語 夢浮橋」(8~12日、同所)の取材会に出席した。中村莟玉、和田琢磨、天華えま、本作の演出・振付を務め、出演もする尾上菊之丞も登壇した。
「源氏物語」の世界観を装束、歌、音楽で表現する作品。大君を演じる北翔は「初日前はいつも不安でいっぱいなのですが、今回ほど早く幕が開いてほしいと思ったことはない。わくわく感がいつも以上にあり、自分がこの作品が本当に好きなんだなという思いがある」と開幕が待ち遠しい様子を見せた。
莟玉は「個人的に宝塚大好きな人でして、北翔さんも天華さんも現役の時から拝見していた。なぜかそのお二人と一緒に今回歌うことになりました。菊之丞先生は僕に『どうしても歌もできるようになってほしい』とのことですが、僕は歌をできるようになりたいとは一言も言ったことがない(笑い)」としながらも「すばらしいお二人に負けないつもりで和田さんと力を合わせて、レベルアップしていきたい」と意気込んだ。
和田は「宝塚歌劇団出身の方と、歌舞伎俳優、そして私が…田舎侍ということで(笑い)。様々な道を歩んできた方が一堂に会している舞台ですので、稽古場から所作など勉強になることが多い。毎日楽しく過ごさせていただいている」と笑顔を見せた。