ロックバンド「爆風スランプ」のサンプラザ中野くん、パッパラー河合が７日、都内で行われた映画「大きな玉ねぎの下で」（草野翔吾監督）の初日舞台あいさつに登壇し、映画のモチーフになった同タイトル曲を披露した。
中野くんは「武道館ライブが満員にならなかった時の言い訳として作った曲なんです。まさか、映画化というこんな神展開があるとは…。丁寧にリスペクトを感じる映画にしてくださいました」と感謝。試写で初めて映画を観賞した際には「見終わって関係者に感想を聞かれても、１分くらい嗚咽（おえつ）で何も言えなかった。号泣して河合さんと抱き合いました」と明かした。
演奏を終えると場内は大きな拍手に包まれ、主演の神尾楓珠は感動した様子で「言葉にできない。撮影中のことが頭に浮かんできました」。桜田ひよりは「こんなことがあるのか。夢みたいな気持ちです。お二人はとても格好良かったです」と声を震わせた。