女優の松たか子が7日放送の日本テレビ系「ニノさんSP」に出演し、父・松本白鸚から贈られた忘れられない言葉を明かした。
この日、「松たか子の忘れられないSP」とし、「女優人生32年の中で心に刺さった言葉」を聞かれた松は「父親が舞台の初日にくれた『長い俳優人生の中の1回だと思って、のびのびとやりなさい』です」と答えた松。
「時々、初日に電報をくれるんです、楽屋に。『初日おめでとう』って。その中に書いてあったことで。でも、私はそう思えなくて」と続けると「父は何十年、歌舞伎をやって。他のお芝居もですけど。私はそこまでのキャリアはないから、1回1回(が勝負)で。長い人生って言われても、そう思えなくて。まだ理解できてないけど、すごく引っかかった言葉というか。(父は)そう言うけど、できませんって思いながら(舞台に)行く感じ」と話していた。