女優の中条あやみが8日、都内でフォトエッセー「明日へのことば」(幻冬舎刊)の発売記念イベントを行った。
デビューから14年、書籍を出すのは初めて。「自分の中で写真集を出すというムードにならなくて14年間来たんですけど、フォトエッセーだったら、言葉を大事にして、思いを届けられる」と経緯を明かし、「生きていると、いいことも悪いこともありますが、少しでもいい日だと気づいていただけるきっかけになったり、本を見たことによって明日への切り替えになったりとか、ちょっと明るい日になるといいな。誰かにこの本を読んで元気になってもらいたい」と語る。
撮影は熊本・阿蘇。「阿蘇の広大な自然のパワーに言葉が乗っかると、スッと清らかに入ってくる」と手応え。帯の裏に秘密の言葉を仕込むなど装丁などにもこだわりを詰め込んだ。今回ファンとのお渡しイベントも初めてといい、ファンから言ってほしい言葉について尋ねられると「『80歳になるまで応援してるよ』って。おばあちゃんになるまで応援してるって言ってもらえたらうれしいですね」と語った。
書籍発売日の今月4日に28歳の誕生日を迎えたばかり。20代のうちにトライしたいことについて尋ねられると「結構旅行とかも行ってきたので、全部やり切ったんじゃないかなって思っていたんですけど、この前、年上の方に『20代のうちにやっておいた方がいいことってありますか?』って聞いたら『バンジージャンプ』って言われた」と告白。「30代になったらやろう、という気持ちにならないかもしれない。せっかくだから、景色のいい熊本あたりでバンジージャンプかスカイダイビングやろうかなって思ってます」と笑みを見せた。