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U―18Jリーグ選抜 “久保建英超え”15歳MF長南開史、柿谷コーチからの金言に「その通りだなと」

スポーツ報知 2025年2月8日 14時40分

◆富士フィルムスーパー杯 ネクストジェネレーションマッチ U―18Jリーグ選抜4―1日本高校サッカー選抜(8日・国立)

 2025年のJリーグ開幕に先駆け、昨季J1王者の神戸と同2位の広島が対戦する富士フィルムスーパー杯の前座試合として、クラブの下部組織から選抜されたU―18Jリーグ選抜と、日本高校サッカー選抜が対戦した。この試合ではU―18Jリーグ選抜に中学生として唯一入った柏U―18の15歳MF長南開史が、3―1とリードの後半アディショナルタイム、左足で試合を決める4点目のゴールを決めた。

 左サイドバックで先発した長南は、中盤など複数ポジションでプレー。すでに柏ユースでは右サイドバックなどで、高校年代のプレミアリーグにも出場。「今の時代、年齢は関係ないと思ってやっているので。こういう中でも活躍できる選手になりたいと思っています」と話した。

 日本サッカーの次世代を担う選手たちが出場するこの試合には、かつて日本代表MF久保建英も2017年に中学3年生で出場。しかしゴールは奪えなかった。久保以来となる中学生での出場で、結果を残した長南は「自分は結構緊張するし、メンタルも強くないし、久保選手みたいな性格ではないかもしれないけど、自分なりにメンタルも強くしていかないといけない。Jリーグ選抜(に中学生は)は久保選手以来ということで、久保選手を超える結果を出したい、と思っていました」と振り返った。

 柏ではトップチームのキャンプにも参加し、当面の目標はトップデビューだ。「もう今年中にはトップデビューしたいし、(高校年代の)プレミアリーグとかで結果を残せばチャンスをくれると思う。まずはプレミアリーグとかで活躍したい」と足元を見据えた長南。この試合には、昨季限りで現役引退した柿谷曜一朗氏がJリーグ選抜のコーチとして参加。柿谷コーチからのアドバイスで印象に残った点については「今の目標のもう一個上をいけ、と言っていたので、確かにその通りだなと。今の目標はトップチームデビューだけど、そこを踏み台にして海外にいけるぐらいの選手になっていかないといけない」。日本サッカーの将来を担う大器は、天才と言われた先輩の言葉に、大きな刺激を受けた様子だった。

 

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