4カ国が出場している女子アイスホッケーの26年ミラノ・コルティナ五輪最終予選(グループG)2日目が北海道・nepiaアイスアリーナで行われ、日本代表「スマイルジャパン」は6―0でポーランドを下し、2連勝。最終日にフランスに勝ち点で並ばれる可能性はあるが6日の直接対決で勝利しているため、全競技を通じて日本勢一番乗りでイタリア行きを決めた。
第1試合で中国がフランスに敗れたため、日本は60分以内に勝利すれば五輪が決まる状況でポーランド戦を迎えた。第1ピリオド(P)5分54秒にFW三浦芽依(26)のゴール裏からの折り返しにFW前田涼風(28)が合わせて先制点を奪うと、11分23秒にエース・志賀紅音(23)=ルレア=が今大会初得点。第1Pだけで6点を奪い試合を決めた。
スマイルジャパンは、14年ソチから4大会連続五輪出場。18年平昌で五輪初勝利を飾り、22年北京で初の決勝トーナメント進出を果たした。26年ミラノ・コルティナ五輪では悲願のメダル獲得を目指す。