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高岡早紀、背中ガバッ妖艶ドレスで昭和歌謡熱唱 大黒摩季は“人間ミラーボール”…大阪・名曲コンサート

スポーツ報知 2025年2月8日 19時38分

 日本のシティーポップの世界的な流行を受け、おしゃれでかっこいい昭和から平成のポップスを紡ぐ第3回の「名曲コンサート in 大阪」(主催・大阪府、大阪市、大阪文化芸術事業実行委員会)が8日、大阪・フェスティバルホールで開催され、トップバッターを務めた女優で歌手の高岡早紀は背中の大きく開いた黒のドレス姿で太田裕美の「木綿のハンカチーフ」など3曲を妖艶な表情で熱唱した。「緊張しました」と苦笑いしながら「歌い続けた方がいい曲はたくさんある」と楽しそうに話した。

 シンガー・ソングライターのMs.OOJA(ミス・オオジャ)も、自身のカバーアルバム「流しのOOJA3」に収録されている中村雅俊の「恋人も濡れる街角」など3曲を披露。「名曲を生のライブでお届けする機会は減っている。素晴らしいホールで歌えてうれしい」と声を弾ませた。

 シンガー・ソングライターで元NMB48の山本彩は山口百恵の「プレイバックPart2」など2曲。ともにナビゲーター(司会)を務めたお笑いタレントの藤井隆に歌唱力をたたえられ「光栄です」と笑顔を見せた。

 シンガー・ソングライターの大黒摩季は自身のヒット曲メドレー、松原みきの「真夜中のドア~stay with me」で客席を盛り上げた。「東京では変なこと書かれるから着ないけど、大阪なので全身ミラーボール」と銀の総スパンコールのド派手なドレスで登場。藤井とのデュエットダンスを見せると、そのドレスを脱いで紺のワンピース姿に変身。藤井、山本を伴って観衆とともに「ら・ら・ら」を歌い上げ、ホールをひとつにした。

 トリを務めたのはクレイジーケンバンドのフロントマン・横山剣。バンドのカバーアルバム「好きなんだよ」にも収録している南佳孝の「モンロー・ウォーク」と寺尾聰の「ルビーの指環」、バンドの代表曲「タイガー&ドラゴン」、昨年リリースした「ハマのビート」を歌唱。本来は「ヨコ!ハマ!」のコール&レスポンスを「ワカエ!イワタ!」「シジョウ!ナワテ!」などと大阪のマニアックな地名バージョンで披露した。「今年で初期高齢者(65歳)になりますが、老体にムチ打って頑張ります」と頭を下げていた。

 フィナーレは全員そろって和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」を熱唱し幕を閉じた。演奏はA Hundred Birds Orchestraが務めた。

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