歌手で俳優の中島健人、シンガー・ソングライターのmilet(ミレイ)が8日、大阪市内で映画「知らないカノジョ」(三木孝浩監督、2月28日公開)の舞台あいさつに登場した。
最愛の人と出会わなかった世界で、人生が逆転した主人公を描くファンタジーラブストーリー。念願の三木組への参加に中島は「10年前からずっと三木組に入りたいと思っていて。待てども待てども自分にご縁がなく、自分にいつこのタイミングが来るのかなと思っていたんですけど、新しいスタートを切るタイミングで入れたのは良かったなと思います」と喜んだ。デビュー5周年で、初の演技となったmiletは「新しいことにチャレンジする姿もみんなに見ていただきたいなって思っていた。今回は三木監督の作品で中島さんが主演っていうのもすごく安心感がありましたし、私も新しい一歩を踏み出してみようと思ってトライしました」とほほ笑んだ。
作品にちなみ、朝起きたら芸能人でなかったらという質問に中島は「再びケンティーを目指すと思います」とキメ顔。一方でカフェの店員にもなりたかったそうで「僕がこういう職業、こういう場所にいなかったとしても、皆さんとどこかのタイミングできっと会えていたと思いますね」と、ファンのハートをつかんだ。miletは「私はたこ焼き屋さん」と大阪を意識した答えで盛り上げた。
中島は撮影中の裏話として、レストランの長セリフのシーンを挙げ「今まで感情がドライになる瞬間って結構あって、諦めてきたことがほとんど。あそこでこう(感情を)引き出してくださる相手役の方に出会えたのが、すごく良かったです」と、本番直前にmiletがそっと手を重ねてきたことに感謝した。最後にmiletは「たくさん愛していただいて、この作品の魅力をたくさん発信していただけたら」とお願い。中島も「映画を見れば今日の自分に自信が持てるし、明日の自分の背中を押してくれるようなそんな気持ちにきっとなると思います」とアピールした。