中日の根尾昂投手が8日、沖縄・北谷で今季初の紅白戦に先発登板し、1回3安打1失点だった。
先頭の土田に右越え本塁打を浴びると、続く辻本には右前打。さらに、鵜飼にも左中間二塁打を許し、1死二、三塁のピンチを招いた。しかし、津田と浜を連続三振。「打たれる、打たれないはあったんですけど、いい球も何球かありましたし、実戦がこれから始まってくるので、今日出た課題を1個ずつクリアして、しっかり結果を出せるようにやりたいと思います」と前を向いた。
今季の自身の起用方法について「キャンプに入る時にコーチ陣からリリーフでと言われたので、リリーフの作り方で今日も入りました」と根尾。オフも中継ぎ起用を想定し、練習に励んでいたという。「去年までは(ブルペンに)1日空けて入ったりしていたんですけど、毎日投げて疲れた中でも固めていけるようにと思いながら1月から投げています」。投手転向4年目、新たな立ち位置を確立すべく、日々奮闘する。