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【巨人】バルドナード「ライバルと考えるのはあまり良くないかな」ライデル・マルティネスとの共闘へ

スポーツ報知 2025年2月8日 20時21分

 巨人のアルベルト・バルドナード投手(32)が8日、宮崎春季キャンプでブルペン入りし、捕手を座らせて力強く26球を投じた。気温5度と冷え込む中、木の花ドームで練習し「寒さはあるけど、その中でも状態はしっかり上がってきている。去年は“波”があった。今考えているのは調子の波をできるだけ無くして、いい状態をシーズンで継続できるようにすること」と来日3年目のシーズンを見据えた。

 S班で調整を続けている199センチ、122キロの助っ人左腕。今キャンプではキャッチボールや全体メニュー後の居残り特守を連日、新加入のライデル・マルティネス投手(28)とペアで行っている。開幕すれば外国人枠の争いもあるが「新しい仲間が入るのはいいこと。本当にいい関係を築けていると思う」と歓迎し「自分としては『ライバル』だとか『競争相手』って考えるのはあまり良くないのかなって。全員がチームに貢献したい思いで(日本に)来ている。ライバルに勝つために来ているわけではない。(仲間に刺激を受けて)練習量も増えていますしね」と前向きな心境を明かした。

 昨季はチーム最多58登板で2勝3敗9セーブ、26ホールド、防御率2・44を記録。開幕から15試合連続0封と好スタートし、大勢が故障離脱していた間は抑えも務めた。150キロ台中盤の剛速球で押すパワーピッチングが武器で、51回2/3の投球回数を大きく上回る63奪三振をマークした。

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