◇宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2025(9日、沖縄・宮古島市陸上競技場発着=6区間82キロ=報知新聞社など主催)
第101回箱根駅伝(1月2、3日)で2年連続8度目の優勝を果たした青学大、箱根駅伝3位で今季の学生3大駅伝2冠の国学院大など箱根駅伝シード校(10位以内)の6校を含む関東の11校が南の島で覇を競う。大学連合2チームがオープン参加。
1区(10・8キロ)は、順大の池間凛斗(1年)がラストスパートで神奈川大の上田航大(1年)に競り勝ち、区間賞を獲得した。沖縄・東風平(こちんだ)出身の池間は「沖縄県で行われる駅伝なので区間賞を取りたいと思っていました」と会心の笑みを見せた。
青学大の松田煌希(1年)は先頭集団から引き離れ、苦しいスタートとなった。
前回までは5区間100・5キロで箱根駅伝の片道と同スケールで開催されていたが、より多くのタイプの選手が出場できるようにするために区間割りが変更され、1区10・8キロ、2区12・2キロ、3区20・1キロ、4区10・0キロ、5区10・3キロ、6区18・6キロの6区間82キロに変更。最長の3区がエース区間となり、2番目に長いアンカー区間では土壇場の逆転劇も展開されそうだ。各区間ともにアップダウンがあり「ミヤコブルー」と呼ばれる海を望めるポイントも多い。美しくもタフなコースで争っている。
◆クラウドファンディング 大会の安全な運営体制の構築と、より多くの方に宮古島の魅力を伝えるため、クラウドファンディングを実施中(2月16日まで)。返礼品として大会オリジナルグッズなどがが用意されている。詳細は大会ホームページに記載。