日本ハムの宮西尚生投手(39)が9日、沖縄・名護で師匠・金子ファーム投手コーチが見守る中、ブルペン投球を行った。
この日、「数少ない理解者のような感じ」と慕う金子コーチが1軍キャンプを訪問。同コーチの前で直球、スライダー、チェンジアップの計30球を投じた。「こっち(名護)に来る時があったら見てくれるっていう話はしていた。投げる予定はなかったけど、普通の個人練習っていう感じ」と振り返った。
師匠との確認作業を行った。チェンジアップは昨年の春季キャンプで助言を受け、一気に覚醒。「チェンジアップは数値でも完全に良くなっている」と好感触。一方で、宝刀スライダーは「チェンジアップとスライダーの弊害じゃないけど、ここ数年、スライダーの感覚が悪すぎてた」と悩みを相談。「滑らしている感覚が強かったから、もうちょっと縦に」と師匠から助言を受け、「良くなってきている」と早速手応えを口にした。