フジテレビ主催の「日本大相撲トーナメント第四十九回大会」が9日、東京・墨田区の両国国技館で行われた。十両・羽出山(玉ノ井)が土俵入りで、三段目・美浜海(玉ノ井)が相撲甚句で、それぞれフジテレビジョンと書かれた化粧まわしをつけて土俵に上がった。
化粧まわしは部屋の兄弟子の幕下・富士東(玉ノ井)が幕内に上がった際に同局から贈られたものだという。同局系が放送するバレーボール大会のマスコットキャラクター「バボちゃん」の絵柄が描かれている。美浜海は「せっかくだからつけようかということになって、お借りしました。特に深い意味はないです」と話した。
甚句を終えて支度部屋に戻ると「カメラのフラッシュがすごかったですね。だいぶ注目されていましたね」と戸惑った様子だった。
同大会はフジテレビが1月30日に放送取りやめを発表していた。