日本体操協会は9日、東京都内で2024年度の表彰式を開いた。昨夏のパリ五輪体操男子団体総合金メダルの岡慎之助、杉野正尭(以上、徳洲会)、橋本大輝、萱和磨、谷川航(以上、セントラルスポーツ)が最優秀選手賞を受賞した。
岡はパリ五輪で個人総合、種目別鉄棒も金メダルで「3冠」に輝き、平行棒で銅メダルを獲得。最優秀選手賞に加え、特別最優秀選手賞、協会三賞のうちの「平沼賞」、「栄光賞」も受賞した。岡は「本当にいろいろな賞をいただけて光栄に思いますし、パリ五輪の結果をしっかり評価してもらえてうれしいです」と感謝の意を述べた。
加えて「まだ21歳という若さで勢いもある。この勢いを2025年もぶつけて、(10月のジャカルタでの)世界選手権でも金メダル獲得を目指して頑張っていきます。次の五輪、さらにまた次の五輪に向けて頑張っていこうという強い気持ちにもなります」と気合を入れ直していた。